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という訳で、今に至る。

・・・キス。

キスか。

ん?キス?

キスキスキス、キスーーーーッ!?

ようやく頭が働く。

男の子は
相変わらず、黙ったまま。

相変わらず、顔赤いまま。

まるでそれが移ったかのように、私も顔だけ体温急上昇。

キス・・・ですか、これがー!

初めての体験!!

男の子『あ、の。ごめんなさい!』

男の子は存在しなかったかのように、一瞬にして去っていった。

麻衣子『へっ?』

ポツンとまた、1人。

寝る前と変わらない状況。

というか。

麻衣子『だから、誰だよ!!』