母は私は見たことないわと微笑む。 「それにそれは、探そうと思うと見つからず、意識してないときにふっと現れるそうよ。」 「まるで、心霊現象みたいね」 レインが冷めた口調で言う。 「もしかしたら、あなたが生きている間には現れないかもしれない。でも、将来の子孫のためにもあなたは我が子に伝えなければならないの。」 「なんか、めんどくさい。」 レインはため息をつく。 母は彼女の頭を優しく撫でる。 レインは母に撫でられながらゆっくり眠りに落ちていった。