「昔、この国以外にもたくさんの国がありました。」
母はゆっくり静かに語りだした。
“その中でも7つの大帝国があった。とそれぞれが近隣諸国を自国のものとし7つの国だけになった。そうして、歴代最悪で最大の世界戦争が起こった。町は焼け、人々は虐殺された。そして、世界が滅亡へと進んでいるときひとつの光が差し込んだ。それは7つの光となり各国を多い、分裂させた。こうして、戦争が終わり人々は平和を取り戻す。しかし、もう2度と戦争が起こらないよう各国は分裂されたまま。そして、人々の記憶から他国のことは抹消された。たった一人を除いては、、、”
母は話終えるとふぅと息をはいた。
「たった一人。それが、私達ということなのですか?」
レインの言葉に母は微笑む。
「呑みこみが早くて助かるわ。」
「でも、どうして一人だけ、、、」
「これは、私の勝手な解釈だけど多分また、7つの国が1つになることを願ってのことだと思うの。」
「そうだとしても、他国とつながれないならそれは、、、」
「もうひとつあるわ。この世界のどこかに他国とつながるものがあると言われているの。それが何か誰も知らない。でも、記憶を持つものには見ただけでわかる。とね。」

