お悩み相談所。



そんな時、


「お目覚めですか?」



と、凛とした、耳にすっと入ってくるような声が聞こえた。


声が聞こえた方向に目を向けると、
そこには

10代半ばから、20代手前であろうかわいらしい女性がたっていた。



「あ、あなたは...たしか、そう」

「はい。ルルです。」


私の言葉を遮って、ルルさんはそういった。