彼は、簡単に言うと、チャラい人種に入る
、、、と、私は思う。
だけど、かなりモテている。
周りからは、イケメンで、運動神経抜群で、勉強もそこそこできる、と言われている。
だから、必然的な事だと思う。
私の敵(オンナ)が、
私に対するいじめが、
増えることは。
彼から告白された次の日の放課後、
「あんた、調子乗ってんの?」
「あんたみたいなキモい女、今崎君がなんと言おうと、私達は認めないから‼︎」
「早く別れて、さっさと消えろッ‼︎」
ーーーバシッ!
ーーードンッ‼︎
私は、校舎裏の人目につかない場所に呼び出され、殴られた。
今のこの状況を作ったのは、紛れもなく今崎君だ。
「私達が付き合う事、誰にも言わないで。」
なんて事を言わなかった私にも非はあるのだが、彼は隠す事なく、私達の関係を周りに話したのだ。
それも、彼が告白して来た翌朝、つまり今朝にだ。
人の気も知らないで〜ッ!
もう少し、私の立場も考えてほしいものだッ‼︎
そう思いながら、彼女達がいなくなるのを待ち、家に帰った。