「もしもし?」

-あら、〈璃華〉がこんな時間に電話してくるなんて珍しいわね

「かもね。.....もしかして、今病院?」

-え、あぁ。ちょうど出るところだったのよ

「なら、いいけど。」

-それで、用件は?

「私の親友と関わりのあるケンって人を調べて。

愛桜ちゃんの情報は全国No.3でも見られなかったみたいだから

調べられる限りでいい。」

-分かったわ

「じゃあね」





電話を切ってみんなのところに戻る


ふと、空を見上げる黒い雨雲が空を覆い始めていた