「あ、朝…?」 目が覚めるといつもより1時間早い時間。 どうせこんな気持ちで会えないし…と私は早めに支度をし、家を出ることにした。 もちろん、朱羽にメールも送った。 返信はなかったけど、日直だから先に行くと打っておいたから大丈夫だろう。 「はぁ…」 まだ誰もいない教室に着いてから深いため息をつく。 ほんとに…失恋しちゃったんだよなー。