また貴方に会えたなら

「難しいの?」

「そうです。それに、あたしはああやって遊ぶのはいけないと、親に教え込まれてまいりましたわ。」

「そっか。」

あたしは、先生の言葉が止まると、手元の本へ目線を落とした。

無垢な笑顔も、無邪気な友達も、あたしにとっては無用。
必要が無いの。

「常磐。」

家に帰ると、お母様が怒っていた。
何故?

「駄目じゃないの。あなた、嫌われてしまうわよ。」

「平気よ、お母様。あたし、嫌われてなんかないわ。」