すべてが処理されると


彼女は俺の元から去っていった…






そんな時。



俺の転校が決まった。




またかよ…。



また、引越しかよ…




今度は、前の土地とは比べられないぐらい…

何もない土地。

ものすげぇ田舎。





ありえないぐらいに、田舎で、家も前にもまして、貧乏。







母さんは、キャバクラに勤めていた。




俺達の為だとか言うけどさ、本当は、



女でずっといたかったんじゃないだろうか…?





田舎と言う事が、荒みだした、俺を癒してくれていた。



俺は、以前の用に弟達を可愛いがった。




今思えばあの頃が1番幸せだった気がする。




家族6人肩寄せ合い楽しかったなぁ…



その年の秋の終わりを迎える頃…




事件は起きた…