「えっと…これと、これは入れてっと」


大きな黒いチャンピオンのバックに荷物を点検しながら丁寧に詰め込む。


旅行の支度を終える頃には22時を回っていた。

明日は7時半に駅前に集合。

早めに寝ないと駄目なんだけど…カズキからの連絡が来ないのが、気にしてなって仕方がなかった。


どうしよう…

こんな時間じゃ…


まずいかな?

とりあえず私はメールをカズキに送った。



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カズキ夜遅くごめんね。

病院はどうでしたか?

連絡くださいね。




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送信っと!

メールしたし、今夜はこのまま眠る事にした。


明日にはどうせ会えるし。

大丈夫だよね?