【紫・長編】華押(hana oshi)

ガラホでネットサーフィンをして匕背ヒロシの事を少し調べてみた。今してる仕事は『苛めは止めよう』キャンペーン中らしい。良いことしてるなと、夏冬は想った。苛めを苦に自殺する老若男女が多い日本で、大切な意義のある仕事だと夏冬は想った。『よし(相手にとって)悪くない』と判断したから、春秋にその旨伝えた。彼にしてみれば、速い結論に『なんで?』と疑問に想う。目をつけたのは適当だったので「適当なんだけど、良い仕事をしてるな」と感心した事も伝える。
春秋は夏冬(の仕事なので)に「任す」と言った。そんな二人はお互い反論が無いのはなんでだろーと想いあっていた。二人とも集中出来てないので、お互いの異変に気づく事もなかった。『なんでだろー』と。