【紫・長編】華押(hana oshi)

海鮮丼の酢飯に柔な胃が嬉しいの反応をする夏冬を見ながら、先に食べ終えた春秋は、リクエストにしたがってホットのペパーミントティーをカップに注いでくれた。「女性は身体を冷やすと悪いから」と、ホットで淹れてくれた。先程貰ったカモミールの花を食べながら夏冬はお惣菜の海鮮丼を堪能した。マグロもサーモンもハマチも、とても美味しかった。「鯵とか鰯の海鮮丼も食べてみたいな」と小さな鰯は三枚おろしで、鯵は太めに切って欲しいとリクエストした。「僕に作らせる気?」と、魚を捌く術を、持っていたっけと思った春秋は驚いてたが、夏冬は「売ってたよ鰯の開きの刺身と鯵の刺身」と答えた。ソレなら「酢飯を美味しく作れたら」刺身しょう油も有ることだし、大葉とアガリかと、にっこりと笑った。