【紫・長編】華押(hana oshi)

「ありがとう」彼女はブスッとしながら礼を述べた。「良かった」とログは「まぬけな肩書きでも使いよう」と汗をぬぐった。「私はまだ君を信用していない」だからまだ質問すると彼女は聞く。「ボクが貴女方の依頼を受けようと思ったのは」ドラゴンに関する知識を共有できると思ったからです。と、信頼した。ソレならと女案内人の彼女は幾つも質問をした。ログは答える度に彼女から堅苦しさが抜けるような、不思議な気分を味わった。彼女は能力は?、人柄は良し、だが騙されやすいにもほどがありすぎだと、彼を判断した。「依頼人に君の事を沢山話して」雇用するか?しないか?を吟味せねば。と彼女は言って、念のために彼の名前を聞いた。「トレジャーハンターのログ」ドラゴンを探しています。と説明した。