「…~っ!~~っ!」
悠里くんといると、
心臓がバクバクしておさまらない。
ドーナツを食べ終えると、悠里くんが立ち上がった。
「よし、そろそろ帰るか。
送る」
「えっ!
いいよ!一人で帰れるよ!」
「さっきコンビニにいたやつに絡まれてただろ。
それと、この辺歩いてるあの学校のやつは、
だいたい俺のこと知ってるから大丈夫だし。
俺と一緒ならしつこく絡まれたりしないだろうからさ」
だから送らせろよ、と命令っぽく言われた。
悠里くんは、優しい。
真白くんとは違って、ちょっと強引だけど。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…