矢代くんの本気の恋




「顔真っ赤」



「悠里くんもほっぺ赤い」



「……うるさい」




照れる悠里くんを見て、へへ、と頬を緩めると、



悠里くんがはーーと息をはいた。




「悠里くん?」



「はぁー…まじつれぇ…」



「え!?」



「好きすぎてつらい。
片想いの時より、圧倒的に心臓がいてぇ」



「だ、大丈夫!?」



「全部凛のせいだからな」




ぎゅっと、繋がれた手に力がこもった。



わ、私の…せい?