矢代くんの本気の恋





「おわっ!」




突然のことで、悠里くんがびっくりしたような声をあげた。




「…っ、凛!?」




突然のことにまわりにいた女の子は驚いていて、



マミさんは、私を見て声をあげた。




「吉川さん!
あなたも遊ばれてるんだよ!?
わかってる!?」




下駄箱で会った時とは違って、すごく感情的に私に当たってくるマミさん。



それだけ、悠里くんが自分に軽い気持ちだったのが許せなかったんだよね。



それでもまだ悠里くんを好きなんだよね。



……でも私は、



それが、許せないんだ。




「……たしの、だもん…」



「え?」



「悠里くんは、私のだもん…。
誰にも、好きになってほしくない…」