矢代くんの本気の恋






ドーナツ屋さんを出て、



美音たちと帰り道を歩く。



ただいつもと違うのは、



今から、悠里くんの家へ向かうこと。




「美音、真白くん。
私、ちょっと行きたいところあるから…ここで」



「え?どこ?
あたしらも行くよ」



「ううん、
一人で大丈夫だから」




二人に手を振って、



私は悠里くんの家の方向へ歩き出した。





あ、



ドーナツだけだと喉渇くよね。



コンビニでなにか飲み物を買おう。