「昨日別れ話してたみたいだけど、全然納得してなかったらしい。
それで、話し合うつもりで呼び出して、悠里が初めから遊びだってこと言ってこれだ」
「遊びなんて、だいたい最初からわかってたんじゃないの?」
「や、それがさ、
悠里、マミと付き合うずっと前から本命がいたんだって。
んなこと言われたらさすがにキレるわな。
でも、何も廊下でやらんでも…」
痛々しそうに悠里くんを見る浜崎くん。
そんな浜崎くんの隣を抜け、私は悠里くんのもとへ駆け出した。
「ちょ、吉川さんダメだって…!」
「圭、いいの」
私を止めようとした浜崎くんを、杉浦さんが止めてくれて
そのまま私は、悠里くんの背中にぎゅうっと抱きついた。



