「お、おー早織、どした?遅いじゃん」 「どうしたじゃないわよ。 痛そう、じゃなくて、なんで助けに行かないの?」 「え、あー、悠里のこと? 悠里が止めたんだよ。 叩かれるの覚悟してたみたいだから」 浜崎くんの言葉を聞いて、なんとなく状況が掴めてきた。 さっきの何かを叩く音は、悠里くんが叩かれた? 「彼女と別れたんだから、仕方ないわな」 「叩いたのは、マミ?」 「そう。 いきなり教室来て、悠里呼んでこれ」 いや、なんで。 未練あるんじゃなかった? なんで悠里くんを…?