杉浦さんが、私の手を両手で握った。
「さっき、
言い返してくれて、嬉しかった」
照れくさそうに笑う杉浦さんは、
今まで見たことないくらい綺麗で、可愛かった。
「杉浦さん…
かわいすぎる!!」
「…へ?」
「その顔、私にも見せてくれた〜!」
「えっ。
そ、そんな変な顔かしら…」
「ううん!
いつも浜崎くんにしか見せない顔!
杉浦さんが一番美しくて、一番可愛い顔!
あ〜こんなん見せられたら女の私でも惚れちゃうよ…!」
デレデレと鼻の下を伸ばして笑う私を見ながら
杉浦さんがまた顔を赤く染めた。
「吉川さん、さっきも言ってたけど、
わたし、そんなに圭といる時だけ違う顔、してる…?」
ぺたぺたと自分の顔を触りながらそう聞いてくる杉浦さんに対して、うん!と大きく頷いた。
「悠里くんも言ってたよ、
『アイツ、圭にだけは可愛い顔するよな』って」



