「美音たちに確認してみるね」
「うん、お願いします」
なんか少しかしこまって、緊張してる様子の悠里くん。
少し前は、美音たちと関わる気がないって言ってたから、
一緒に帰るとか、緊張するものなのかな。
「と、いうわけで、
いきなりで申し訳ないんだけど、悠里くんも一緒でいいかな?」
お昼の授業が終わって、急いでC組に向かい、直接美音に話した。
するとそれを聞いた美音は
「バカ!!!!」
と一言。
「え…だ、ダメ?」
「違うでしょーー!!
それは凛と二人で帰りたいって意味だよ!?
わかんない普通!?」