矢代くんの本気の恋





ご飯が進まなくて、早めにA組の教室に戻ると



悠里くんはもう戻ってきていて、自分の席で携帯をいじっていた。




「悠里くん、お昼はもう食べたの?」



「ん?
おー。軽くな。
今日あんまり腹減ってなくて」



「そうなんだ。
私もあんまりご飯食べれなかったなぁ…」



「そっか」




あれ。



悠里くん、口数が少なくなったような…?



あんまり、目も合わない…。



隠し事…とか?



『今からやらしーことするとか!?』



……あ…。



頭をよぎった言葉に、首を横に振った。



違うよ、絶対違う。