一回、フラれてるし、 その時、私とは友達でいたいって言ってた。 だから 返事を待ってって言ったのも、 気まずくないようにいつも通りに接してくれてるのかもって思ってたのも 私の告白、なかったことにしようとしてる…とか? 「凛?」 「えっ!」 もやもや考えてる間に、 いつのまにか私の目の前にいた美音が、はい、と辞書を渡してくれた。 「どうかした?深刻そうな顔して」 他にもなんか忘れ物した?と私の顔を覗き込んできた美音に、 なんでもないよ、と笑って手を振った。