矢代くんの本気の恋




絆創膏って、もしかして…。




「朝も、電車で来てたっぽいじゃん。
マミのとこ泊まってたんだよ、絶対そう!」



「もしかして絆創膏の下には…キスマーク!?」




キャ〜〜!!と盛り上がってる女の子たちの言葉に、ずん、と心が沈む。



……だってそれって、それって…






「やっぱやることやってんだね、マミと矢代くんって!」



出た名前に、やっぱり彼のことなんだって理解する。



…いや、そんな。そんなわけないよ。



でも、ありえないとも言えない…。



だって悠里くんは



遊び人だったわけだし…。



いや、『だった』じゃないか、



遊びやめるって聞いたわけでもないし…。