矢代くんの本気の恋





「ちょうどそこにコンビニがあるから
凛は外でちょっと休憩してな?
水かなんか買ってくるから」



「えっ、いいよ、大丈夫…」



「ダメ。
そんな状態の凛、ほっとけないから」




コンビニの駐輪スペースに自転車を停めると、急いでコンビニに入ってしまう悠里くん。



…ほんとに、そこまでしてくれなくてもいいのに…。



ただ緊張しただけ、って正直に言ったら、



悠里くん呆れるかな?笑うかな?



それとも、



そんな緊張されてもって、困る?




「買ってきた!」




どう思うだろう、なんて考えていた私に



冷たいペットボトルを差し出す悠里くんは、笑っていた。