矢代くんの本気の恋




ベッドからおりると、悠里くんが私の隣に移動してきた。




「?
どうしたの?」



「いや、まだフラつくんじゃないかと思って。
俺にもたれてくれていいから」



「いっぱい寝たから、もう元気だよ」




へへっ、と笑うと、



おでこを指で弾かれた。




「いたっ!」



「だーかーら、
素直に甘えんの。
まぁ別に、大丈夫ならいいけど」




ほら行くぞ、と先に歩いていく悠里くんについて保健室を出た。