矢代くんの本気の恋




「ごめんごめん」と笑う真白くんは



タオルを持って、私を引っ張って教室を出た。




「真白くん?」



「水道で頭洗お」




真白くんと一緒に水道に行くと、



真白くんがいきなり私の頭を水で濡らした。




「つめたーーーー!!!」



「ぶっ……はは!」



「真白くんわざとかーー!!」




キーッと怒ってみても、面白そうに笑って私の頭をびしょ濡れにした。



……うぅ…。




「頭だけ寒い……」



「早く乾かそうか」