「そんな! 嫌いなわけないよ!」 「……質問まちがえた」 真白くんはピタリと足を止め、 こっちに振り返った。 「俺のこと、好き?」 「え……」 夕日に照らされた真白くんが、じっと私を見つめたまま、 目を逸らすことはない。 「……好きだよ。当たり前だよ……」 「じゃあもう少し言い方を変える。 ……悠里より好き?」