うずくまっている…?



あれ、もしかして



具合悪いのかな!?



これからバスに乗るのに大丈夫なのかと心配になって



悠里くんに駆け寄った。




「悠里くん!」



「ん?……って、うわ!凛!!」



「具合悪いの!?」




顔をあげた悠里くんを見ると、



なんか顔が赤い気がする!




「熱ある!?」



「はぁ?
ねーよ熱なんて」



「でも、顔赤いよ?」




しゃがんで、悠里くんの頬に手をのばす。



すると悠里くんにパシン、と手をはらわれた。




「さ、触んなアホ!!」



「あ……ごめんなさい…」