ーーー数日後
美鈴「正樹ーーーッ!」
校門前から美鈴が俺を呼んでいる。
美鈴「帰ろう、正樹!」
正樹「おう!」
あの日以降、俺たちは毎日一緒に下校している。
登校も一緒にしたいが、俺には部活の朝練がある。
はぁ〜〜〜〜〜〜〜(ため息)
あ、そうそう。
美鈴はあの日から、少しずつ笑ってくれるようになっていったんだ。
昨日の美鈴の誕生日には、以前買ったネックレスをプレゼントした。
袋はグチャグチャになっていたが、中身に問題がなかったため、モノだけを渡した。
袋の事、美鈴には内緒だがな。笑
昨日の美鈴は、笑ったり、嬉し涙を流したり。
そんな表情豊かな美鈴をこれからも見られる、美鈴とこれからも一緒にいられる。
そう思うと、本当に嬉しくなって、俺も自然と笑みがこぼれた。
これから先、何があっても
俺は美鈴を想い続ける。
end