俊兄達との会話の後、俺は朝食を食べて、大遅刻で学校に行った。


陽太「おッ!
おはよう〜、正樹。」

正樹「はよう。」

陽太「どした?
遅刻なんかして。」

正樹「まあ、ちょっとな。」


俺は、陽太に昨日の事を話そうかと思ったが、まずは美鈴と話をしようと思い、やめることにした。

それに、俊兄と姉ちゃんにも、あんな風に言ってもらったしな。

陽太にだけ話すのは、なんとなく、悪い気がした。



陽太「そっか。
なんか出来る事あれば言えよな〜。」


正樹「おう。サンキューな。」



そんな会話をした後、俺は美鈴にメールした。



『今日一緒に帰らないか?』



この返事は昼休みにきた。



『わかった。
じゃ、校門前のいつもの所で待ってる。』