玄関のドアを開けると圭さんは ホッとしたような顔で私を見る


「…真美はさ、俺のこと本当に好きなの?恋愛として。年上だから、とかじゃなくて?」


…今まででずっと好きって言ってるのにまだ信じてなかったんだ、なんかムカつく…


「なんで信じてくれないの!今までずっと好きって言ってるじゃん!始めて会ったときからずっと一目惚れだよ」


自分の口から出た可愛げない言葉と口調に後悔した



しまった、と思った時にはもう抱きしめられていた。


頭が真っ白になっていく