「つーか…カバンかせ。」 「え…?」 すると、半ば強引にアタシの カバンを引っ張ると、 「後ろに乗れ。」と指差してきた…。 何で後ろ…? ってか…何するつもり…? 「あのぉ〜…?」 「良いから乗れ…。」 「うん…。」 「お前危なっかしくて見てらんないから…学校まで送ってく……。」 「え…?」 そう言って、アタシを自転車の後ろに乗せると、不良クンは自転車を走らせ出した…。