死神執事と、トラブルメーカーな私の話

ばしっ


乾いた音が明るい部屋の中に響く。


「あ・・・・・・」


哨の顔がゆがむ。

右手に鈍い痛みを感じて、ハロスは自分の手が払われたのだと気づいた。


「・・・ごめん、なさい・・・。すぐ戻るから」


視線を床に落とし、囁くように言って哨は部屋から出て行った。