「たった1日でバレるとはな…」

「すみません」



土方さんから説教を貰い

部屋に戻ると

ムスッとした、永倉さんが布団を引っ付けて敷いて、腕組みをして睨んできた



「どうも…すみません」



とりあえず、怖いから謝っておく



「簡単に触らせてんじゃねぇよ」


あ?そっち?


「俺のだからな!」


久しぶりにキスをした

怒ってんのかと思ってたら
ものすごく優しいキス


「好き…永倉さんだけですよ」



私からもキスをした


「当たり前だ」




あーーたりない

キスだけじゃ、たりないよ



「くっそぉ…」


永倉さんも足りないんだ



「クスクス」


「なんだよ」


「寝ましょう」


「左之がいたら我慢出来たんだけどな…」


「そうですね… でも、疲れたので
頑張って寝ましょう!」





何となく繋いだ手を解くことなく





「寝られなかった」

「俺も」