「そこまで考えてくださって・・・あの、クラウス様」
お気を悪くしないでくださいね、と前置きして。
「わたし、あの仔たちを見てて、自分にも子供がいたらって思ったんです。こうして子供たちが遊んでいる様子を見守っていられたら、幸せだろうなって」
なかば無意識に、顔に手をやりながら、口にする。
「べつに気を悪くしたりなどしないさ」
一息おいて、「———それが俺の子供であるならな」と付け加える。
「それは、言うまでもないことだと思って」
フロイラが頬を染める。
クラウスは返事の代わりに、フロイラの体に腕を回して抱き上げ、くるりと回る。
二人の笑い声が、あかるく庭にひろがる。
誘われるように、遊んでいたミジビルとフィオナが駆け寄ってくる。
【番外編・完】
お気を悪くしないでくださいね、と前置きして。
「わたし、あの仔たちを見てて、自分にも子供がいたらって思ったんです。こうして子供たちが遊んでいる様子を見守っていられたら、幸せだろうなって」
なかば無意識に、顔に手をやりながら、口にする。
「べつに気を悪くしたりなどしないさ」
一息おいて、「———それが俺の子供であるならな」と付け加える。
「それは、言うまでもないことだと思って」
フロイラが頬を染める。
クラウスは返事の代わりに、フロイラの体に腕を回して抱き上げ、くるりと回る。
二人の笑い声が、あかるく庭にひろがる。
誘われるように、遊んでいたミジビルとフィオナが駆け寄ってくる。
【番外編・完】



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)