「まあ、着てやってよ。あいつがこんなことするなんて、珍しいし」 「は、はい……」 「じゃあねん」 ひらひらと手を振りながら、彼のあとを追う生真くんに、茫然としていると、葵が、はああっと熱っぽい息を吐いた。 「やばい、超カッコいい」 「だよね、私もそう思うけど……名前聞いてな───」 「生真くん、カッコいい!」 「あ、そっち?」