「ごめん。瑛梨奈ちゃんは悪くない」
塁くんがぐいっとあたしの腕を引っ張って塁くんの腕のなかに包まれる。
「俺、だめだよな。ほんと」
「だめだなんて…」
「ただ、ワカが同じ北海道にいるってことが耐えれないんだ。一軍にあがったのはすごいことなのに素直に思えない自分がすごい嫌だ」
塁くんのあたしを抱きしめる力が強くなる。
「…あたしが好きなのは塁くんだし、ワカなんてあたしに1度も連絡がくれないよ」
昨日のLINEも既読無視された。
お祝いメッセージぐらい返信くれてもいいのに。
あたしが一方的に彼にメッセージを入れた回数は、あの追いコンから3回目。
どれも既読無視され続けてる。
「連絡しないなんて珍しいな」
「だってプロだよ。あたしなんてただの大学の同級生にしかならないよ」
「一軍いくってあいつなら速攻連絡してきそうなんだけど」
塁くんが可笑しそうに笑う。
塁くんがぐいっとあたしの腕を引っ張って塁くんの腕のなかに包まれる。
「俺、だめだよな。ほんと」
「だめだなんて…」
「ただ、ワカが同じ北海道にいるってことが耐えれないんだ。一軍にあがったのはすごいことなのに素直に思えない自分がすごい嫌だ」
塁くんのあたしを抱きしめる力が強くなる。
「…あたしが好きなのは塁くんだし、ワカなんてあたしに1度も連絡がくれないよ」
昨日のLINEも既読無視された。
お祝いメッセージぐらい返信くれてもいいのに。
あたしが一方的に彼にメッセージを入れた回数は、あの追いコンから3回目。
どれも既読無視され続けてる。
「連絡しないなんて珍しいな」
「だってプロだよ。あたしなんてただの大学の同級生にしかならないよ」
「一軍いくってあいつなら速攻連絡してきそうなんだけど」
塁くんが可笑しそうに笑う。



