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「塁くん!おまたせ!」
「瑛梨奈ちゃん、お疲れ!」
仕事が終わって会社の前のガードレールにちょこんと座って塁くんが待っていた。
こういう憧れのスチュエーションに嬉しくなる。
「やっと瑛梨奈ちゃんの仕事終わるの待てた」
「え?」
「仕事終わった瑛梨奈ちゃんをこうして待ってみたかったんだ」
あたしの手をぎゅっと握る。
久しぶりの塁くんの手の暖かさに仕事の疲れも吹っ飛ぶ。
やっぱり塁くんの手はいつも暖かくて、塁くんに会うと塁くんが一番だって思えるのに、どうしてあたしはワカのことばか普段考えているんだろう。
「仕事終わって塁くんがいると癒される」
「ふっそう言ってくれたら嬉しいよ」
あたしたちは多分、どこからどうみても幸せなカップルだろう。
まぁ、幸せではある。
自分の気持ちに蓋をして気づかないふりをしていれば。
「塁くん!おまたせ!」
「瑛梨奈ちゃん、お疲れ!」
仕事が終わって会社の前のガードレールにちょこんと座って塁くんが待っていた。
こういう憧れのスチュエーションに嬉しくなる。
「やっと瑛梨奈ちゃんの仕事終わるの待てた」
「え?」
「仕事終わった瑛梨奈ちゃんをこうして待ってみたかったんだ」
あたしの手をぎゅっと握る。
久しぶりの塁くんの手の暖かさに仕事の疲れも吹っ飛ぶ。
やっぱり塁くんの手はいつも暖かくて、塁くんに会うと塁くんが一番だって思えるのに、どうしてあたしはワカのことばか普段考えているんだろう。
「仕事終わって塁くんがいると癒される」
「ふっそう言ってくれたら嬉しいよ」
あたしたちは多分、どこからどうみても幸せなカップルだろう。
まぁ、幸せではある。
自分の気持ちに蓋をして気づかないふりをしていれば。



