「え?良基は?」
「うん。俺も架純と話そうかな」
「は!?なんで!」
素直じゃない架純は嫌そうな顔をする。
「まーまー。そんな嫌がらないで!ね?」
「仕方ないなぁ」
あんな嫌そうな顔をされてめげない良基はさすがだと思う。
あたしなら心折れる。
「架純も素直になりなよ」
こそっと耳打ちすれば顔を赤くする。
「じゃあ瑛梨奈も」
「あたしは塁くんがいるの。架純は素直になっても傷つく人いないんだから」
「…うん」
あたしが素直になることで悲しい思いをする人がいる。
あたしはその人の笑顔を守りたいってずっと思ってるから。
初めから塁くんの笑顔が大好きだった。
だから、その塁くんから笑顔を取りたくない。
「にしてもさー、来年からはさテレビでワカを見るかもしれないんだよなー」
良基が明るく話す。
この人はすぐに人のシリアスな気持ちをどこかへ運んでってくれる。
はやく架純とうますいけばいいと願うばかり。
「うん。俺も架純と話そうかな」
「は!?なんで!」
素直じゃない架純は嫌そうな顔をする。
「まーまー。そんな嫌がらないで!ね?」
「仕方ないなぁ」
あんな嫌そうな顔をされてめげない良基はさすがだと思う。
あたしなら心折れる。
「架純も素直になりなよ」
こそっと耳打ちすれば顔を赤くする。
「じゃあ瑛梨奈も」
「あたしは塁くんがいるの。架純は素直になっても傷つく人いないんだから」
「…うん」
あたしが素直になることで悲しい思いをする人がいる。
あたしはその人の笑顔を守りたいってずっと思ってるから。
初めから塁くんの笑顔が大好きだった。
だから、その塁くんから笑顔を取りたくない。
「にしてもさー、来年からはさテレビでワカを見るかもしれないんだよなー」
良基が明るく話す。
この人はすぐに人のシリアスな気持ちをどこかへ運んでってくれる。
はやく架純とうますいけばいいと願うばかり。



