「何の話してんのー?」
女2人でこそこそ話してるとあたしたちふたりの間に割って良基が入ってくる。
「女同士の会話入ってくるなんてデリカシーなさすぎ!」
架純が良基にぷいっと顔を背ける。
自分だって全然素直になってないのに。
今年で大学生活がおわるっていうのに、この2人はいつになったら付き合うつもりなんだろう。
両思いだし、他に誰かがいるわけでもないし何の迷いがあるのだろう。
…と思ったけど両思いだって知ってるのはあたしたちまわりだけで、当の本人たちは知らないわけだ。
「まぁまぁ、今日はワカのお祝いだし!ね?」
テーブルのまわりにみんなを集める。
「ほら、食べよう」
あたしの言葉にそれぞれ座ってテーブルの上にある食べ物に手をつけはじめる。
「瑛梨奈、帰りちょっといい?」
「帰り?」
ワカがこそっとあたしに耳打ちをする。
「うん。2人で帰りたい」
女2人でこそこそ話してるとあたしたちふたりの間に割って良基が入ってくる。
「女同士の会話入ってくるなんてデリカシーなさすぎ!」
架純が良基にぷいっと顔を背ける。
自分だって全然素直になってないのに。
今年で大学生活がおわるっていうのに、この2人はいつになったら付き合うつもりなんだろう。
両思いだし、他に誰かがいるわけでもないし何の迷いがあるのだろう。
…と思ったけど両思いだって知ってるのはあたしたちまわりだけで、当の本人たちは知らないわけだ。
「まぁまぁ、今日はワカのお祝いだし!ね?」
テーブルのまわりにみんなを集める。
「ほら、食べよう」
あたしの言葉にそれぞれ座ってテーブルの上にある食べ物に手をつけはじめる。
「瑛梨奈、帰りちょっといい?」
「帰り?」
ワカがこそっとあたしに耳打ちをする。
「うん。2人で帰りたい」



