「塁くんを見てるよ…」
わかってた答えだった。
「じゃあ友達になろう」
「うん」
いまはまだ友達でいい。
友達のままでいい。1番近い友達で。
でもいつかは…
「振り向かせるから見とけよ」
俺はまた瑛梨奈を追いかけはじめる。
「…ワカ」
「俺、瑛梨奈のこと追いかけないと気が済まねぇみたいだ」
そっと抱きしめる。
「あ、そうだ」
思い出して、机の上を見る。
「あそこの上のとってくれない?赤いヤツ」
俺の言葉に瑛梨奈は机に向かって歩く。
「これ?」
「そう」
「はい」
俺の手にそれを乗せる。
「瑛梨奈」
「ん?」
「誕生日おめでとう」
さっきの包み紙を自分で開けて瑛梨奈の前にぶら下げる。
「…ワカ」
「後ろ向いて?」
俺の言葉に素直に後ろを向く瑛梨奈に後ろからネックレスを付ける。
わかってた答えだった。
「じゃあ友達になろう」
「うん」
いまはまだ友達でいい。
友達のままでいい。1番近い友達で。
でもいつかは…
「振り向かせるから見とけよ」
俺はまた瑛梨奈を追いかけはじめる。
「…ワカ」
「俺、瑛梨奈のこと追いかけないと気が済まねぇみたいだ」
そっと抱きしめる。
「あ、そうだ」
思い出して、机の上を見る。
「あそこの上のとってくれない?赤いヤツ」
俺の言葉に瑛梨奈は机に向かって歩く。
「これ?」
「そう」
「はい」
俺の手にそれを乗せる。
「瑛梨奈」
「ん?」
「誕生日おめでとう」
さっきの包み紙を自分で開けて瑛梨奈の前にぶら下げる。
「…ワカ」
「後ろ向いて?」
俺の言葉に素直に後ろを向く瑛梨奈に後ろからネックレスを付ける。



