「あ!ワカ先輩!」
隣の駅から乗ってきた女の子がワカに腕絡める。
「あれ、お前久しぶりだな」
ワカは腕を解くこともなく話している。
慣れたことなのだろうか。
「去年は受験生で試合見に行けなかったですからねー!」
「そーだなー。高校んときはうるせーぐらいきてたのに」
「あはは。澪(ミオ)がいなくて寂しかった?」
「寂しいわけねーだろ」
ワカが笑ってる。
「ちょっとは寂しがってくれてもいいのにー」
「どーせ今年からここ入んだろーなって思ってたし。今日もみにきたんだろ?」
さっきまで自分がいたその位置で
自分の知らない会話が繰り広げられてて。
なんとも言えない気持ちになった。
「そうですよー!ワカ先輩をこれからも見るために受験がんばったんだからご褒美くださいよ!」
「ご褒美ってなんだよ!またみんなで遊びに行こうぜ」
「二人がいいのになぁー」
隣の駅から乗ってきた女の子がワカに腕絡める。
「あれ、お前久しぶりだな」
ワカは腕を解くこともなく話している。
慣れたことなのだろうか。
「去年は受験生で試合見に行けなかったですからねー!」
「そーだなー。高校んときはうるせーぐらいきてたのに」
「あはは。澪(ミオ)がいなくて寂しかった?」
「寂しいわけねーだろ」
ワカが笑ってる。
「ちょっとは寂しがってくれてもいいのにー」
「どーせ今年からここ入んだろーなって思ってたし。今日もみにきたんだろ?」
さっきまで自分がいたその位置で
自分の知らない会話が繰り広げられてて。
なんとも言えない気持ちになった。
「そうですよー!ワカ先輩をこれからも見るために受験がんばったんだからご褒美くださいよ!」
「ご褒美ってなんだよ!またみんなで遊びに行こうぜ」
「二人がいいのになぁー」



