小さな先輩


「先輩、今唯が鼻で笑いましたよ」

「えっ、なんでっ」

 大翔先輩と海斗がジーッと私を見てくる。

「いやっ、わ、笑ってません!」

 慌てて、否定した。しかし、そんなのは無視で海斗は続けた。

「あれじゃないですか、先輩があまりに小さいか……グフッ!」

 海斗、鋭すぎる。そして、そんな海斗に大翔先輩が横から腹にパンチを入れる。

「ん?青山、それはお前が俺のことを小さいって思ってることだよな?あ?」

「やっ、違います。小さいじゃなくて、すごく小さいで…すヴフォ!」

 大翔先輩が再び海斗の腹にパンチを入れた。この二人を見てると、コントを見てるようで、とても面白かった。