「…………なんでここで食べるの」




また彼が口を開いた。




「いいじゃない!ここの方が静かで落ち着くの!それに私、もっとしろがねくんのこと知りたい。」




私は彼の顔を見てそう言った。




彼は見てくれないけど。




ただ彼は、




「…………変な奴」




そうボソッと呟いて、逃げもせず私の隣にいてくれた。