みんなの躰にはある一定のリズムを保った心臓 まるで屍のような、血のかよっていない私の肌 まがいもののような私の髪の毛 最近、どことなく他人と私との違いがかんじられる 私という存在はなんなのだろう その答えはみつかるのだろうか 今は不安で不安で仕方がない ---―人間の手で作った第二の月がみょうに眩しい