「あたしはレディースセットで」
「俺はいつものね」
お互い店員に注文を告げる。
「星那はランチにくるときとそれ以外にくるときで〝いつもの〟って違うのにわかってもらえてるよね」
愛來がくすっと笑う。
「あぁ。ランチタイムにここにくるときとそれ以外で頼むもの違うってわかってくれてるからな」
「完全に常連だね」
「入社からずっと通ってるからね。ここ落ち着くんだ」
気心が知れてるからか。
店員のほうから話しかけられる内容も
的を得たものしかなくて。
居心地がいい。
「なんかほんとかっこいい」
「何がだよ」
「スーツ姿が」
「毎日見てんじゃん」
「毎日かっこいいと思ってるもん」
なんて言われたら俺だって照れる。
「俺はいつものね」
お互い店員に注文を告げる。
「星那はランチにくるときとそれ以外にくるときで〝いつもの〟って違うのにわかってもらえてるよね」
愛來がくすっと笑う。
「あぁ。ランチタイムにここにくるときとそれ以外で頼むもの違うってわかってくれてるからな」
「完全に常連だね」
「入社からずっと通ってるからね。ここ落ち着くんだ」
気心が知れてるからか。
店員のほうから話しかけられる内容も
的を得たものしかなくて。
居心地がいい。
「なんかほんとかっこいい」
「何がだよ」
「スーツ姿が」
「毎日見てんじゃん」
「毎日かっこいいと思ってるもん」
なんて言われたら俺だって照れる。