「愛來、好きだよ」



俺のたっぷりの愛情を込めて
愛來を愛していく。



「せ、な…大好き」



愛來の恥ずかしそうな声が
可愛くて仕方ない。



はやく俺だけのものになればいいのに。
本当は今日すぐにでも結婚したいぐらいだ。

でも、愛來は働き出したばかりだし。
もう少し待ってやるよ。
もう少しだけ。

もう少し恋人期間を楽しもう。


いままで何人もの人と付き合ってきたけど
ここまで入れ込んだ女もはじめてだし
結婚を意識したのもはじめて。


まぁ、愛來の前にちゃんと好きだった女って
莱久だけだしな。
あん時は高校生だし、すぐ終わったし。


でも、あの時ちゃんと付き合ってたとしても
愛來に出会った時点で俺は愛來に持っていかれると思う。


こんなにいい女他にいないから。



「ほんと好きだな」



俺は愛來に溺れる。


それほどまでにキミにぞっこん