「愛來」



ドアが閉まるか閉まらないかぐらいで愛來を自分の腕の中にいれる。



「…星那」



潤んだ瞳で俺をみる愛來。



「今日は我慢しなくていいんだな」



その場で愛來にキスを落とす。



「待っ…」


「無理」



俺はそのまま愛來をお姫様抱っこして自分の靴を脱ぐ。



「…あたしの」


「わかってる」



愛來の靴も足から外して、家の中へと入る。



「歩けるっ」


「いいからさせて」


愛來の言葉なんか無視して
寝室へと歩く。



こんなかわいいの目の前にして
しかも久しぶりで
我慢なんてできるはずがない。



「会いに来てくれて嬉しかった」


愛來をベッドにそっと置く。



「会えてよかった」



愛來が俺に手を伸ばす。



「愛してるよ」



俺はその手にそっとキスを落とす。



「んっ…」



手から口へうつり、どんどんと俺の舌で愛來を翻弄させていく。