「でも、星那より大切な人もいまはいるの」
愛しそうに薬指の指輪を見つめる。
「それ、彼氏さんから?」
「うん。愛來ちゃんのそれもだよね?」
あたしの薬指をさす。
「あ、はい」
あたしはもらった時のことをおもいだす。
『これで男よけ完璧』
なんて得意げに言ってたよね。
「きゃー!あれ!」
玄関のあたりが急に騒がしくなる。
「なにかな?」
あたしも莱久さんも
玄関の方に目をやる。
「スターラッシュのみんなじゃん!」
いつの間にいた早瀬がぴょんぴょん跳ねてる。
「あーあのバンドの…」
「早瀬うるせー」
後ろから星那もやってくる。
愛しそうに薬指の指輪を見つめる。
「それ、彼氏さんから?」
「うん。愛來ちゃんのそれもだよね?」
あたしの薬指をさす。
「あ、はい」
あたしはもらった時のことをおもいだす。
『これで男よけ完璧』
なんて得意げに言ってたよね。
「きゃー!あれ!」
玄関のあたりが急に騒がしくなる。
「なにかな?」
あたしも莱久さんも
玄関の方に目をやる。
「スターラッシュのみんなじゃん!」
いつの間にいた早瀬がぴょんぴょん跳ねてる。
「あーあのバンドの…」
「早瀬うるせー」
後ろから星那もやってくる。



